第1章〜はじまり〜 Nikon D5500

私にとっての最初の1台はNikon D5500でした。

 

f:id:kohaku_photo_review:20180807181357j:image(引用)Nikon

 

2015年当時、私が愛して止まない広島東洋カープ黒田博樹投手が帰ってきたこともあり、その姿を写真として残したいという思いから購入に至ります。

 

 

10万円を握りしめ、池袋のビックカメラに向かったのを今でも覚えています。

 

当時、発売されたばかりであったNikon D5500のダブルズームキットを選ぶのは金額的にも当然のことだったと思います。

 

カメラを始めようとする人がまず悩む「CanonにするかNikonにするか問題」も、店頭ですぐに解決してしまいました。(同価格帯だったEOS Kissシリーズがあまり魅力的でなかったため)

 

最初は迷ったのですが、結局のところNikonのカメラは入門機種であってもCanonのKissシリーズに比べ上位機種とデザインがそこまで大きく違わず、カメラ感が強かったことが決め手になりました。

 

 

こうして我が家にやって来たNikon D5500。

その後、数多の野球観戦に持ち出し存分に活躍してもらいました。

 

 

作例をいくつか見ていきましょう!

f:id:kohaku_photo_review:20180807182810j:image[2015年 9/28 野村祐輔]
f:id:kohaku_photo_review:20180807182807j:image[2015年 9/28中崎翔太]
f:id:kohaku_photo_review:20180807182803j:image[2015年 9/28 牽制される山田哲人 ]

 

 

今思うと実に素直によく写るカメラであったと思います。

 

当時まだカメラの仕組みをよく理解していない中で、スポーツモードやプログラムオートなど設定をカメラ任せにした割にとても良く働いてくれているようです。

 

 

奇跡的にと言うべきか、運命と言うべきか、数回目の撮影でヤクルトのセリーグ優勝がかかった試合をなんとバックネット裏最前列で撮影することができた上に、写真も過去最高の出来であったことから私のカメラ機材への熱は一層高まるばかりでした。

 

 

私が主に追い求めてしまったことは大きく2つ

 

・連写性能の向上

・更なる超望遠レンズの導入

 

 

私が当時使っていた望遠レンズはキットに付いてきたAF-S Nikkor 55-300mmのレンズ。

 

f:id:kohaku_photo_review:20180807183807j:image(引用)Nikon

 

 

その後、超望遠ズームレンズを探していく中でなにをトチ狂ったか、私は「安い!・超望遠!」と言う理由だけで100-500mm f5.6のCOSINA製MFレンズを買ってしまうことになります。

 

当然のようにズブズブの初心者であった私には焦点距離500mm地点でのMF合わせができなかった上に、SS・絞り・ISO感度の概念が無かったので全く使い物ならないレンズとなってしまいました。(あの時、修練を積んだ上でそのまま使い続けていたらこんなカメラ沼にハマっていくことはなかったかも...)

 

この経験を元に、私はAFが使用可能な望遠レンズを探すことになります。

 

 

そして見つけたレンズはタムロンのSP AF 200-500mm。

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中古価格帯的にもお手頃で、(フリマアプリにて4万円台だった記憶)購入の目処がすぐに立ちそうでした。

 

しかし調べを進めていくうちに、Nikon D5500を売却する原因となる大きな穴を見つけてしまったのです。

 

 

それは...

 

 

Nikon D5500、AFモーター内蔵していない問題。」

 

 

普通にAFモーター内蔵のNikkorレンズを買っていけば気づくこともないかもしれない問題ではありますが、サードパーティ製超望遠レンズを探している私にとっては大問題です。

 

タムロン SP AF 200-500mmはレンズ内にAFを動かすためのモーターが入っておらず、モーターはボディー側に任せる仕様になっていました。

 

Nikon D5500は軽量化をする上で内蔵AFモーターがないのでモーター内蔵ではないレンズを使うとAFが効かないことになってしまいます。

 

これは一大事だと言うことで、当初は全く予定していなかったカメラ本体の交代へと進んで行くのです...

 

 

幸か不幸か、Nikon D5500は発売されてすぐだったので中古価格帯が落ちておらず、そこそこ高い値段で売却することができたのは良かったです(おおよそ7万)

 

他にも所持していた楽器類の売却など、次のカメラに向けて犠牲は大きかったが、次なるカメラは撮影機材としてかなり期待の持てるものとなりました。

 

 

 

 

 

それでは、また次回のお話で!