第2回 50mmは難しい

[今回の撮影機材]

α7S + CONTAX Planar 50mm f1.7(貧プラ)

北海道 釧路への遠征の時の写真です。

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もう11年も連続で通っているロッジにて。

星空の撮影を狙っていたのですが、滞在4日で一度も星空は現れませんでした。

α7Sを買ってからRAW現像をコントラスト低めに仕上げることが多くなりました。

このカメラの出してくる写真は、夏の日のカキ氷のような爽やかさが似合うように感じます。

 

レンズの性能も相まってシャドウからハイライトまでしっかりと諧調が残っているのでコントラストの低い現像がとてもし易いです。


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少し濃いめの写真を何枚か

 

このレンズ(貧プラ)はピント面がハッキリとしていて、そこからBokeh味に入って行く流れがとても自然に感じます。

たまにはグルグルBokehや、バブルBokehも楽しいですが普段撮る写真においてはこのレンズが一番心地よいかなと...


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構図が単調だとこんな感じに味もへったくれもない写真になってしまうのは撮影者の腕が試されてる感じがしますね。

 


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飛行機の上からパシャりしてみました。

 

平坦に続く釧路の街。

津波が来たら大変だろうなと思いつつも、こんな平凡な街が大好きです。

 

ゆくゆくはこの街に住みたいですね。

初回〜50mmは難しい〜

イカ判のフォーマットのカメラを使うなら、切ってもきれない関係にあるのは「50mm」という焦点距離でしょう。

 

ただし、筆者はどうしてもこの画角が苦手で仕方ないのです。

(中望遠気味に感じてしまうため、思い通りの画角に収まってくれないことが多々...)

 

そんな筆者の悩みを克服すべく新シリーズのブログ記事を始めようと思います。

 

名付けて、「50mmは難しい」

 

 

このブログ記事では筆者が日常生活で撮りためた焦点距離50mmの写真を垂れ流していくためのものです。少しでも良いなと思える写真があったら声をかけてやってください(笑)

 

 

それでは始めましょう!

 

 

 

 

使用機材 α7S Ai Nikkor 50mm f1.4

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近所の陶器屋にて


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Coffee Brake
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経年劣化
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カープ応援風情
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愛犬をパシャり

 

第5章〜突然の出会いD7100〜 Nikon D7100

みなさんご機嫌いかがでしょうか。

筆者です。

 

依然暑さは変わりませんが9月に入り日もだんだん短くなってきましたね。

そういえば、9月になると唐突にカメラが欲しくなることってよくありますよね!(強引)

 

※筆者は何月になってもカメラが欲しくなる

 

 

今回は、嘗てこの時期に出会ったカメラであるNikon D7100の話をしましょう。

 

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(引用)Nikon

 

何故このカメラを買ったのかイマイチ覚えていないというのは、買い替えスピードの速いことの弊害なのですが...

APS-Cセンサー搭載で画素数も2400万画素ほど。性能上とても優等生な彼を迎えたのは9月ごろだったという記憶だけが残っています。

 

 

このシリーズはD7000から始まり、7100、7200と進んだ後にD7500が発売され今に至ります。

Nikon APS-Cサイズセンサー搭載機で中級者向け的な立場として販売されているシリーズです。

 

シリーズの起点はD7000からD7100へと進化した際に大幅に画素数が増えたところにあります。最新型のD7500では連写機能も強化され、連写物の被写体から静止画まで十二分な性能を発揮する一台と言えるまでに成長しました。

 

筆者が持っていたD7100も今でも愛用者が多いらしく、鳥撮りや鉄道写真などの分野で活躍しているようです。

 

 

それでは幾つか作例を見ていきましょう。

今回は今までよりも多めに作例を載せられそうです。

 

※以下の写真は全てAF-S Nikkor 50mm f1.8で撮られたものとなります。

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どんより曇りの日ですが、木造のコテージと芝が僅かに残る地面の描写がとても素直です。

 

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レンズの絞り開放テストも兼ねてのテストショット。ピント面だけでなく、全体的に安定した色表現だと思います。(JPEG撮って出し)

 

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この辺りの世代のカメラからJPEGがオートだと黄色に傾いていく「Nikon黄色の呪縛」から若干解き放たれ始めたんじゃないかなという印象です。

 

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レンズの性能も相まって、しっかりと解像された絵を出してくれますね。

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(心の声)“今だったらもっと目線を下げてしっかり手前にピント合わせるのに...って”

 

 

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暗所での作例も幾つか見てみましょう。

 

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手持ちにしては、かなり頑張っていると言えるのではないでしょうか?

 

 

よほど無茶なISO感度で撮らない限り問題はないと思います。

 

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今でも中古価格が5万円代で使い勝手のとても良いD7100はこれからカメラを始めるという方にとってもベストバイな機材なのではないでしょうか?

 

少しだけ独特な音のするシャッター音が好きになれるのであれば迷わず買いましょう。

 

きっと貴方の写真ライフを素敵に彩ってくれる一台になるはずです。

 

 

購入価格5万円代

売却価格5万円代

 

 

 

第4章〜1台買うともう1台欲しくなる名機〜 Nikon D300 (筆者は3台買いました)

突然ですが読者の皆さんは、ひとつ買った後にいくつも同じ物が欲しくなってしまった経験はありますか?

(もちろん私はカメラな訳ですけど)

 

 

筆者は重度の心配性かつリピーター気質なので、1度心に響くモノに出会ってしまうと、壊れた時や紛失した時のための保険としてもうひとつ買ってしまいます。

 

※この性格をカメラ趣味で発揮すると破産への一途を辿りかねないので注意が必要です!

 

 

 

初めていくつも欲しくなるような感動を与えてくれた機材はNikon D300です。

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(引用) Nikon

 

発売当時、フルサイズセンサーでのフラグシップ機がD3ならば、APS-Cセンサー搭載のフラグシップ機はD300でした。

 

その完成度の高さから今もなおNikonファンからは愛されるカメラです。

 

 

中古品をAmazonで注文して家に届き、シャッターを切った時の感覚は今も忘れられません。当時所有していたNikon D3sよりもシャッターフィーリングが自分好みでした。

 

加えて、この機の素晴らしい点は握り心地にもあります。

 

ずっと握っていたくなる感覚と評すればいいのでしょうか...

 

手のひらに馴染みます。

 

 

この時の感動が物欲を刺激し、結果的に1ヶ月で2台、1年後にもう1台買うことになってしまいました(笑)

 

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(Nikonの本気の姿勢が伺える売り文句。)
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(50mm f1.8をつけっぱなしにして遊んでました。)

1度は機材更新のために全売却してしまったのですが、(さっきまでの感動はどこへいった??)1年後にやっぱり寂しくなって買い戻すことになりました。

 

売却してしまった理由を先にお伝えしておきましょう。

 

購入当時から解っていたことなのですが、暗所性能がとにかく弱いのです。

 

低感度に設定していても、暗所ではかなりのノイズが乗ってきます。今ならばある程度設定やRAW現像段階で対処できるでしょうが、当時の知識に乏しい筆者の使い方では暗所ノイズとの戦いを制することができませんでした。

 

ただ、機材の名誉のために「明るい場所では初心者にとっても最高の機材です!!」と言っておきます。

 

総評としては、中古価格も手ごろで入門者や初心者でも手が出しやすい素晴らしいカメラだと思います。

※教習所の車のような安心感のあるカメラです。

今から一眼レフカメラを低価格で初めてみたいという方はNikon D300という選択もアリだと思います。

 

レンズとの組み合わせとしては、よくボケる50mm f1.8レンズや35mm f1.8レンズと一緒にどうでしょうか?

 

5万円せずに購入できます。

 

 

 

 

 

(後日談)

ただ3度目に手にした時は、最初の時ほどの感動を感じなくなってしまっていたのも事実ですが...

 

知識や経験を無闇に得てしまうと、幸せなことばかりではないんだなと感じてしまいますね(。-∀-)

 

 

 

購入価格、平均2.7万円

売却価格、2.5万円

 

 

 

第3章〜はじめてのフルサイズ〜 Nikon D3s

唐突ですが皆さんのはじめてのフルサイズ機は何でしたか?

※「35mm フィルムカメラ!」って回答もよし。

 

私はNikon D3s でした。

 

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(引用)Nikon

 

高速連写が欲しい!

耐久性が欲しい!

ボディー内AFモーター搭載機が欲しい!

フルサイズセンサー搭載機がほしい!

という私のワガママな夢を叶えたのがこのカメラでした。

 

D3系列は、Nikonとしてははじめてのフルサイズセンサー搭載機とあって、Nikonの威信をかけた完成度の高い作りの製品として世に出されます。

 

そしてD3系の中でも連写性能に優れたD3sを私は手に入れることになりました。

 

いつものように作例をいくつか見ていきましょう。

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※私の愛してやまない広島東洋カープの選手たち。

 

端的に言いましょう。

このカメラ、実に優秀です。

(購入を迷っているなら速攻買い)

近接撮影から望遠まで、幅広く使命を果たします。

 

オートフォーカスの性能も良く、シャッター音も快活、耐久性能も申し分ありません。

使っていてとても気持ちの良いカメラだという印象です。

 

有効画素数も約1200万画素と控えめではありますが、情景を記録する道具としては十分なものだと思います。

 

 

私が主にこの機材について思ったことは、センサーがとても素直だということです。

良くも悪くも完成されたNikonの画像処理エンジンを通った写真が出てきます。

 

 

PhotoshopLightroomなどの現像ソフトを使い慣れさえすれば問題はないのですが、撮って出しで何の気なしに使っていると、Nikon画像処理エンジン特有の黄色味がかかった写真を量産します。

 

オートホワイトバランスの問題なのですが、メーカー思想?がかなり強く現れた一台となっています。(同系列のNikon機ではEXPEEDという画像処理エンジンが積まれています。)

 

ただし画像が破綻するほどのものではなく、適度に黄色味がかった画像を生み出していくという感じですね。

 

 

しばらく使用していて、他のメーカー機と比べた時に今までの自分の色感覚が黄色側によっていることを思い知らされた一台でもあります(笑)

 

 

 

欧米各国ではこの黄色に寄る傾向というのは、白人の白い肌が健康な小麦色寄りになるということで好まれている?という話も聞いたりしますが、元々褐色系の肌が多い日本人にとってはオーバーな表現になることが多いですね。

 

 

WBの特性があったとしても、撮れる写真の質の安定感という面ではかなり優秀です。

 

俗に言う「高い機材ほど抜かりなく作られている&シンプルになっていくから使いやすい」という言葉を体現していました。

 

何にせよ忘れられない名機として自分の記憶にはお別れした後にも残り続けています。

 

 

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最後に、このカメラのおかげで捉えられた黒田博樹さんの勇姿を見てお別れとしましょう。

 

 

 

購入価格 13万円

販売価格 10万円

 

第2章〜はじめての寄り道〜 Nikon Coolpix P900

2話にしていきなり寄り道を挟みます。

 

 

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(引用)Nikon

 

Nikon Coolpix P900

 

発表当時からカメラ業界を激震させた?望遠性能に飛び抜けたカメラです。

 

野球撮影に熱中していた私は当然のごとく性能に惹かれ即購入を決意しました(笑)

 

 

性能うんたらについては語り尽くされているであろうカメラなので端的に長所・短所・私感を述べます。

 

 

長所

・35mm換算2000mm相当でも手持ちで実用可能な手ぶれ補正性能の凄さ

・ズーム域の広さ

・2000mm相当なのにこの大きさ

 

惜しいところ

・マニュアルでのピント調整の難しさ

・センサー小型化に伴う画質の著しい劣化

 

 

超望遠だからこそ正確なピント合わせが必要とされるのですが、このカメラのマニュアルピント調整は背面のダイアル回転によるものです。

 

どうにかレンズ銅鏡部にピントリングを設置できなかったものか...と思ってしまいます。

 

 

Nikon自身も販促パンフレットで木のウロに佇むフクロウの写真を載せていましたが、鳥撮りの方々からも注目されたカメラだけに望遠を追い求めるあまり、操作感の部分と画質の部分で妥協を生んでしまうこととなりました。

 

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まるでその様は、攻撃力だけに特化したせいで武器として大切な耐久性と列車としてのメリットである運搬の容易さを失った第二次世界大戦中にナチスドイツが作ったドーラ/グスタフ列車砲の姿に重なります...

 

 

 

幾ら超望遠のために仕方のないセンサー小型化であったとしても、焦点距離2000mm相当での画質は正直目が当てられたものではありませんでした。

(遠くにあるものを確認するためのフィールドスコープとしては有用かも...)

 

 

鳥の翼の繊細さや生き物の生命感を描写で表現するのではなく、遠くのものを見やすくするというただ一点に技術を集中させたというイメージです。(価格的にも描写的にもPanasonicのFZ1000の方が売れてた感じですね。)

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一定のラインまで完成度を引き上げた上で商品化を行うイメージが強いNikonにしては珍しい商品だったのは確かです。

 

 

 

企業の挑戦としては技術力を見せつけることになったわけですが、同時に当時のNikonの至らなさを見せつけてしまうことにもなったのかなとは個人的に思います。

 

Nikonのレンズ一体型デジタルカメラはその後に悲劇を迎えます。SONYの高級コンデジRX100シリーズに対抗すべく発表され、レンズや画質にこだわった高級コンパクトデジカメシリーズのNikon DLは製造ラインが作られず闇に葬り去られました。

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まあその後、のD850で完成され切ったデジタル一眼レフカメラを出したので明日にでも潰れる心配みたいなものはないと思いますが。

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革新的な挑戦であったP900の体験をできたという意味では自分は幸せかもしれないですね。

 

 

 

結局、すぐに中古市場に流すことになってしなった訳ですが()

 

購入価格50000円 中古販売価格56000円くらい

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

 

次回はNikonフラグシップ機のお話をできればと思います。

 

 

 

第1章〜はじまり〜 Nikon D5500

私にとっての最初の1台はNikon D5500でした。

 

f:id:kohaku_photo_review:20180807181357j:image(引用)Nikon

 

2015年当時、私が愛して止まない広島東洋カープ黒田博樹投手が帰ってきたこともあり、その姿を写真として残したいという思いから購入に至ります。

 

 

10万円を握りしめ、池袋のビックカメラに向かったのを今でも覚えています。

 

当時、発売されたばかりであったNikon D5500のダブルズームキットを選ぶのは金額的にも当然のことだったと思います。

 

カメラを始めようとする人がまず悩む「CanonにするかNikonにするか問題」も、店頭ですぐに解決してしまいました。(同価格帯だったEOS Kissシリーズがあまり魅力的でなかったため)

 

最初は迷ったのですが、結局のところNikonのカメラは入門機種であってもCanonのKissシリーズに比べ上位機種とデザインがそこまで大きく違わず、カメラ感が強かったことが決め手になりました。

 

 

こうして我が家にやって来たNikon D5500。

その後、数多の野球観戦に持ち出し存分に活躍してもらいました。

 

 

作例をいくつか見ていきましょう!

f:id:kohaku_photo_review:20180807182810j:image[2015年 9/28 野村祐輔]
f:id:kohaku_photo_review:20180807182807j:image[2015年 9/28中崎翔太]
f:id:kohaku_photo_review:20180807182803j:image[2015年 9/28 牽制される山田哲人 ]

 

 

今思うと実に素直によく写るカメラであったと思います。

 

当時まだカメラの仕組みをよく理解していない中で、スポーツモードやプログラムオートなど設定をカメラ任せにした割にとても良く働いてくれているようです。

 

 

奇跡的にと言うべきか、運命と言うべきか、数回目の撮影でヤクルトのセリーグ優勝がかかった試合をなんとバックネット裏最前列で撮影することができた上に、写真も過去最高の出来であったことから私のカメラ機材への熱は一層高まるばかりでした。

 

 

私が主に追い求めてしまったことは大きく2つ

 

・連写性能の向上

・更なる超望遠レンズの導入

 

 

私が当時使っていた望遠レンズはキットに付いてきたAF-S Nikkor 55-300mmのレンズ。

 

f:id:kohaku_photo_review:20180807183807j:image(引用)Nikon

 

 

その後、超望遠ズームレンズを探していく中でなにをトチ狂ったか、私は「安い!・超望遠!」と言う理由だけで100-500mm f5.6のCOSINA製MFレンズを買ってしまうことになります。

 

当然のようにズブズブの初心者であった私には焦点距離500mm地点でのMF合わせができなかった上に、SS・絞り・ISO感度の概念が無かったので全く使い物ならないレンズとなってしまいました。(あの時、修練を積んだ上でそのまま使い続けていたらこんなカメラ沼にハマっていくことはなかったかも...)

 

この経験を元に、私はAFが使用可能な望遠レンズを探すことになります。

 

 

そして見つけたレンズはタムロンのSP AF 200-500mm。

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中古価格帯的にもお手頃で、(フリマアプリにて4万円台だった記憶)購入の目処がすぐに立ちそうでした。

 

しかし調べを進めていくうちに、Nikon D5500を売却する原因となる大きな穴を見つけてしまったのです。

 

 

それは...

 

 

Nikon D5500、AFモーター内蔵していない問題。」

 

 

普通にAFモーター内蔵のNikkorレンズを買っていけば気づくこともないかもしれない問題ではありますが、サードパーティ製超望遠レンズを探している私にとっては大問題です。

 

タムロン SP AF 200-500mmはレンズ内にAFを動かすためのモーターが入っておらず、モーターはボディー側に任せる仕様になっていました。

 

Nikon D5500は軽量化をする上で内蔵AFモーターがないのでモーター内蔵ではないレンズを使うとAFが効かないことになってしまいます。

 

これは一大事だと言うことで、当初は全く予定していなかったカメラ本体の交代へと進んで行くのです...

 

 

幸か不幸か、Nikon D5500は発売されてすぐだったので中古価格帯が落ちておらず、そこそこ高い値段で売却することができたのは良かったです(おおよそ7万)

 

他にも所持していた楽器類の売却など、次のカメラに向けて犠牲は大きかったが、次なるカメラは撮影機材としてかなり期待の持てるものとなりました。

 

 

 

 

 

それでは、また次回のお話で!